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ワークマン コロナ禍でも大幅な増収増益 「自己修復機能付きダウン」や「ヒーターベスト」などPB商品が好調:TGCにも参加表明(2/2 ページ)
ワークマンは2月8日、2021年3月期第3四半期決算を発表した。売上高にあたる営業総収入は前年同期比16.1%増の831億円、営業利益が同23.6%増の201億円、純利益が同22.9%増の133億円と大幅な増収増益となった。
TGCや女子店の出店加速で新たなワークウェア需要を創出
同社は、今期末までに全国906店舗体制を計画する。また、#ワークマン女子は、FC契約を前提としたオペレーションの確立や契約内容の精査を進め、21年6月にはロードサイド店の出店を計画、22年3月期末までに10店舗以上の出店を目指す。その後はワークマン、ワークマンプラス、#ワークマン女子の3業態で国内1500店舗体制を目指すとしている。
PB商品はコロナ禍で変化する消費行動に対応し、高機能で低価格の製品を主体に開発を進める。スーツや子ども向け商品の拡大、屋内外やオフタイムなど、女性の生活に密着した新商品などの展開に挑戦するとしている。
さらに2月には、東京ガールズコレクション(TGC)への参加を予定する。同社は、#ワークマン女子の出店により女性客や若年層の認知は向上したものの、本格的な開拓には至っていないと判断。実際に、ワークマンの製品を使用する女性は40、50代が中心で、20代女性は全体の1割以下だという。そこでTGCに出店し、ブランドイメージの向上を図る他、SNS世代の女性にアピールし新たなワークウェア需要の創出を目指す。
21年3月期の通期業績予想は、営業総収入が前年同期比7.3%増の990億円、営業利益が同14.0%増の218億円、純利益が同16.2%増の155億円のまま据え置き、純利益ベースで10期連続の過去最高収益達成を目指す。
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