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PayPayが初のミニアプリ化 セブン−イレブンアプリがPayPay機能組み込み
セブン-イレブン・ジャパンとPayPayは、2月25日から「セブン-イレブンアプリ」にてPayPayを使った決済を利用できるようにすると発表した。PayPayアプリのダウンロード不要でPayPay決済が行える。
セブン-イレブン・ジャパンとPayPayは、2月25日から「セブン-イレブンアプリ」にてPayPayを使った決済を利用できるようにすると発表した。セブン-イレブンアプリにPayPay機能が組み込まれており、PayPayアプリのダウンロードも不要。PayPayアカウントを新規に発行することもできる。
PayPayアプリは、関連する他アプリの機能を「ミニアプリ」として取り込んでいるが、今回はPayPayアプリ自体がミニアプリとしてセブン-イレブンアプリに組み込まれた形だ。PayPayがこのような形で機能を提供するのは、今回が初めて。
利用のイメージ(PayPay)。PayPayアプリがなくてもPayPayを利用できるが、支払い方法の追加はPayPayアプリでしか行えない。セブン-イレブンアプリ内のPayPayだけを使う場合、残高のチャージはセブン-イレブンのATMで行う
もともとセブン-イレブンアプリには、独自のコード決済サービス「7Pay」が組み込まれていたが、2019年7月に大規模な不正利用が発生し、9月にサービスを終了していた。以来、セブン-イレブンアプリは電子マネーnanacoの利用のほか、クーポンやキャンペーンの告知、参加が主な機能となっていた。
併せて、最大25%を還元するキャンペーンも実施する。期間は3月8日から28日まで。3月8日から26日にかけては最大25%、27日と28日については最大25%を付与する。
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