ニュース
テスラ、モデル3を最大156万円値下げ 最廉価モデルは429万円に
テスラジャパンはミドルクラスのEV「モデル3」を値下げした。ラインアップ3車種のうち、ミドルレンジの「ロングレンジAWD」では655万2000円(税込、以下同)を499万円へと156万円値下げ。ローエンドの「スタンダードレンジ プラス」は511万円から429万円へ下げた。
テスラジャパンはミドルクラスのEV「モデル3」を値下げした。ラインアップ3車種のうち、中央価格帯の「ロングレンジAWD」では655万2000円(税込、以下同)を499万円へと156万円値下げ。廉価モデルの「スタンダードレンジ プラス」は511万円から429万円へ下げた。上位モデルの「パフォーマンス」は717万3000円で変更はない。
モデル3は普及価格帯のEVと位置づけられている。エコカー減税(約26万円)や補助金制度(40万円)などを組み合わせることで、実質的な購入価格はさらに下がる。
テスラは2020年から段階的に全世界で新車価格を引き下げてきた。1月に中国で発売したクロスオーバーSUVの「モデルY」は、日本円換算で536万〜584万円と、予定していた価格から30%も価格を引き下げたことが話題となった。
車両の注文はクレジットカードを使い、インターネットで24時間365日受け付ける。また、試乗は、スタッフとの接触を一切行わない「ゼロコンタクト・テストドライブ」という仕組みも導入している。操作に不安のある人には、電話での説明や、車内のタッチスクリーンで操作ビデオも提供している。
関連記事
- テスラModel 3試乗 これはドライバーの理想ではなく、テスラの理想
日本に2台しかないModel 3を試乗。ガジェット的な数々の仕掛けはひとまずおいておき、500万円オーバーのクルマとして冷静にみた場合にどうなのかをまとめてみる。また、自動運転の味付けにはメーカーの考え方がよく現れる。テスラの場合、ドライバーの理想ではなく、テスラの理想がクルマを走らせるのだ。 - テスラModel 3、国内で受注開始 511万円から
テスラの普及価格帯電気自動車のModel 3が国内で受注を開始。価格の安い「スタンダードレンジ プラス」は511万円だが納車は2019年下旬。8月後半納車予定の「パフォーマンス」は655万2000円。 - テスラがビットコイン1600億円購入 価格は480万円を突破
米テスラは2月8日、ビットコイン15億5000万ドルをビットコインに投資したことを明らかにした。これを受けて、ビットコイン価格は急上昇。過去24時間で18%上昇し、480万円を超えた。 - 「テスラModel 3」日本上陸 スマホ的自動車は何をもたらすか?
電気自動車メーカーのテスラが国内のサポート体制を強化する。国内で4カ所目となるサービス拠点を東京東雲に開設し、夏から秋という普及価格帯のModel 3の販売に備える。まさに動くスマホとでもいえるModel 3の様子も紹介する。 - テスラに続くのは、果たしてどのEVベンチャーか?
クルマの電動化が加速している。既存メーカーのハイブリッドやEVへの転向はもちろん、テスラを始めとするEVベンチャーも多数立ち上がっている。ここでは、イーロン・マスクが採ったテスラの成長戦略を思い起こしつつ、数あるEVベンチャーの現状と今後の可能性を見ていく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.