フィリップモリスがIQOSの限定モデル発売 光の当たり方で彩りが変化:”プリズム”モデル
フィリップ モリス ジャパンは2月22日、加熱式たばこデバイス「IQOS(アイコス)」の数量限定製品「プリズムモデル」を発売すると発表した。
フィリップ モリス ジャパン(PMJ)は2月22日、加熱式たばこデバイス「IQOS(アイコス)」の最新モデル「IQOS 3 DUO」から、数量限定製品の「プリズムモデル」を発売すると発表した。同社は1月25日にIQOSの価格改定を実施していて、今回の商品は値下げ後初の限定商品となる。
プリズムモデルは「変わろう、鮮やかに新しく」をコンセプトとし、光の当たる角度で彩りが変化するパープルをベースに採用。また、ボックスパッケージも通常品とは異なるデザインとし、観音開き仕様とした。メーカー希望小売価格は6980円(税込)。IQOSオンラインストアや全国のIQOSストア、一部のたばこ取扱店などで販売する。
また同社はプリズムモデル発売に合わせ、全国9店舗のIQOSストアで「PrisMuseum(プリズミュージアム)」を展開する。ディスプレイによるビジュアルを楽しめる体験や、来場者にコンセプトと連動したおしぼりとミネラルウオーターを提供するという。
PMJは以前からIQOSの季節限定デザインを販売しているが、今回は値下げ後初の数量限定品として訴求。価格の変更と合わせて同商品を展開し、紙巻たばこからの移行を促す考え。
同社によると、2020年12月現在、世界のIQOSユーザーは1760万人で、うち完全にIQOSへ切り替えた人は1270万人に及ぶという。また、日本のたばこスティックのシェア(出荷ベース)は、20年12月末時点で20.0%。第3四半期(20年9月末)より1.8ポイント上昇している。
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