ワークマン 「推進力を生む」1900円のジョギングシューズ発売 「柔らかすぎ」の課題も解決:シリーズ全体で130万足を販売
ワークマンが、アウトドア・スポーツ用シューズ「ハイバウンス ドリブンソール」を発売した。昨年発売し人気となった「アスレシューズ ハイバウンス」の機能性をさらに強化し、初年度で50万足を生産する。
ワークマンは2月24日、アウトドア・スポーツ用シューズ「ハイバウンス ドリブンソール」(税込1900円)を発売した。2020年に発売し人気となった「アスレシューズ ハイバウンス」(1900円)の機能性をさらに強化し、初年度で50万足を生産する。
ハイバウンス ドリブンソールは、従来品を使用したお客から寄せられた「推進する機能をもっと強化すべき」「柔らかすぎて走りに安定感が出にくい」といった意見を基に開発した。かかと部分とつま先部分に、反発力の異なる独自の高クッション素材「BounceTECH(バウンステック)」を搭載。着地時の衝撃緩和と、推進力を生み出す機能を強化した。
またソール全体を少し固くして、ジョギングやウオーキング時の安定性を強めた。つま先部分は幅広なつくりとし、長時間の着用でもストレスを感じにくいデザインを採用した。色はアッシュグレーとマリブブルーの2色。サイズは24.5〜28センチを展開する。
同社のアウトドア・スポーツ用シューズは、機能性や低価格が人気となり、毎年売り上げを倍増させているという。昨年発売した「アスレシューズ ハイバウンス」は、クッション性が良く疲れにくい点や、ヒモを外すとスリッポンスタイルになる仕様などが話題となり、一時、供給が追い付かない時期もあった。同社は、新製品の発売と共に同製品の増産も発表。ライトグレー、ブラックの2色に加え、ホリゾンブルー、レッドダリアの新色を追加し、ハイバウンスシリーズ全体で計130万足を販売する予定だ。
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