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マルエツ 法人向け無人店舗「スマートプチ」オープン 弁当の配達にも対応:福利厚生の一環
マルエツは3月4日、法人向け無人店舗サービス「smart petit(スマート プチ)」の1号店を、都内のオフィスに出店したと発表した。
マルエツは3月4日、法人向け無人店舗サービス「smart petit(スマート プチ)」の1号店を、都内のオフィスに出店したと発表した。
スマートプチは、イオン傘下でマルエツなどを運営するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)のスマホ決済アプリ「Scan&Go Ignica(スキャンアンドゴー イグニカ)」を使って商品を購入するサービス。職場の一角に設置できることから、昼食時などに外出を控える人や、出勤する従業員に対する福利厚生としての需要を想定する。
商品は飲料や菓子、即席麺のほか、冷食食品、文具、生活消耗品など、スペースに応じて100〜500品目を取りそろえる。また、導入企業の要望にも応じるという。近隣店舗の従業員が週に2〜3回程訪れ、商品補充、在庫確認、発注などの作業を行う。さらに事前予約で弁当の注文配達も対応する。
コロナ禍による外出自粛や福利厚生の一環として、職場の無人店舗サービスが企業の従業員向けビジネス「BtoE」の1つとして注目を集めている。同社はオフィス以外にも、工場やコールセンター、病院などへの展開を推進し、当面は100店舗への拡大を目指すとしている。
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