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試着はARで! 羽田空港に”1坪”の無人靴店オープン
靴の販売店・メーカーの支援サービスを行うフリックフィットは、羽田空港第1ターミナルに1坪の靴販売店舗を開設すると発表した。
靴の販売店・メーカーの支援サービスを行うフリックフィット(東京都目黒区)は、12月17日に羽田空港第1ターミナル内において、約1坪のスペースに設置できる無人靴販売店舗を開設すると発表した。
商品の試着はAR(拡張現実)技術を使って行い、設置する画面に靴を履いた様子を投影する。購入希望の靴を選択後、足の3D計測を行いフィットするサイズを提案。お客はその後、画面に映し出されるQRコードをスマートフォンで読み取って購入手続きへと移る。注文した商品は後日自宅に届き、サイズが合わなかった場合は返品可能だとしている。
出店するのは、羽田空港第1ターミナル5階の「THE HANEDA HOUSE」。レンタルオフィスやスポーツジムなどが出店しているエリアだ。無人で運営するため余分な人件費がかからない上、旅行客以外にもビジネスパーソンや地元住民の利用も見込めることから同エリアでの出店を決めた。
取り扱う商品は、メリノウール素材100%で製造した韓国ブランドの「Paper Planes」。同社広報担当者によると、店舗は実証実験という位置付けで、利用状況を見ながら取り扱いブランドの追加や今後の展開などを検討するとしている。
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