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ホンダ、初の自動運転レベル3搭載「レジェンド」発表 渋滞時にシステムが運転操作:価格は1100万円(2/2 ページ)
ホンダは、自動運転レベル3の技術を搭載した新型「レジェンド」を発表した。世界で初めてレベル3に適合する技術として型式認定を受けたシステムを搭載。100台限定でリース販売し、自動運転技術の発展に向けた一歩とする。
ハンズオフ機能付きの運転支援も
ホンダセンシングエリートには、トラフィックジャムパイロットのほか、ハンズオフ機能付きの車線維持支援や車線変更支援などの機能もある。一定の条件下で、ドライバーがハンドルから手を離した状態でも、車線内の走行や追従、車線変更、追い越しなどの操作を支援する。
車両制御については、多数のミリ波レーダーやセンサーを備えるほか、3次元の高精度地図や全球測位衛星システムの情報を活用することで、自車や周囲の状況を把握。また、車内のモニタリングカメラでドライバーの状態も見守る。
3月4日に開催した発表会で、開発担当者は「信頼性・安全性」を重視してきたことを強調。「レベル2までの運転支援とレベル3の自動運転には大きな壁がある。『自ら事故を引き起こさない』ことが最も重要。今回開発した技術を、今後の運転支援機能などにも広げて、普及拡大を目指したい」と語った。
メーカー希望小売価格は1100万円(税込)。リース専用車両となる。
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