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クラシエフーズ、「メントスグレープ」を自主回収 日本では使えない食品添加物を含んだフレーバーを誤って充填:健康への影響はない
クラシエフーズは一部の「メントスグレープ」を自主回収する。EU向けのフレーバーが誤って充填された。そのフレーバーには日本では認められていない食品添加物が使用されている。
クラシエフーズは3月11日、オランダの菓子メーカー「ペルフェッティ・ヴァン・メレ」社が製造し、同社が輸入販売している「メントスグレープ」の一部を自主回収すると発表した。
EUで販売されている他のフレーバーが誤って充填されていることが判明した。このフレーバーには、日本の食品衛生法上認められていない食品添加物「アントシアニン色素カルシウムレーキ」が含まれている。なお、同社は「当該フレーバーはEUにて販売されているメントスの中身であり、健康への影響はない」としている。
自主回収するのは、ロットナンバーが「2023 05 E10001L」「2023 05 E10001M」「2023 05 E10001N」と表記されている商品。その他のロットナンバーは対象ではない。販売地域は全国。
クラシエフーズは購入したお客に対して、同社の相談センターまで商品を着払いで送付するよう呼び掛けている。到着した商品を確認後、正規商品を送付するとしている。
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