1都3県に出された緊急事態宣言は2週間の延長となった。時短営業が要請されている飲食店は依然として厳しい状態が続くが、緊急事態宣言後の外食意向は変化するのだろうか。ぐるなびは3月8日、緊急事態宣言解除後の外食意向についての調査結果を発表した。
直近1カ月の外食頻度を尋ねたところ、最も多かったのが「月に2〜3回くらい」で24.4%であった。また、「週に5回以上」(3.0%)、「週に3〜4回くらい」(5.5%)、月に2〜3回くらい(21.7%)と週に1回以上外食している人は合計で30.2%となった。緊急事態宣言の解除後に外食をしたいか尋ねた。その結果「したい」「まあまあしたい」との回答が合計で78.8%。「あまりしたくない」「したくない」の合計は、21.2%にとどまった。
解除後に一緒に外食したい相手を尋ねた。すると「家族」が64.1%で最多となった。次いで「友人、知人」(46.2%)、「1人で」(27.7%)と続いた。「友人、知人」との回答は20代女性が65.6%で、全体に比べて高くなった。また、「1人で」との回答は、20〜40代男性で40%以上と高い傾向にあった。
外食をしたいと回答した人に、緊急事態宣言解除後の外食で意識することを尋ねた。すると半数以上が「少人数での利用」(62.7%)、「密を避けられるお店を選ぶ」(56.6%)と回答した。また、「Go To Eatキャンペーン」のポイントについては、保持者の91.6%が緊急事態宣言解除後の外食で「使う」と回答した。
調査は、3月1〜2日にインターネットで実施。20〜60代のぐるなび会員1000人を対象とした。
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