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オンライン合同説明会で、学生に響く企業説明言いたいことより、聞きたいこと(1/4 ページ)

3月の到来とともに一斉に各大学では合同企業説明会、いわゆる合説が開かれています。昨年から突如始まったコロナ過。オンライン合説がスタンダードとなった元年の今年。求人企業はどう成果を得るべきか考えます。

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著者プロフィール:増沢隆太(ますざわ・りゅうた):

株式会社RMロンドンパートナーズ代表取締役。キャリアとコミュニケーションの専門家として、芸能人や政治家の謝罪会見などをコミュニケーションや危機管理の視点で、テレビ、ラジオ、新聞等において解説している。大学や企業でのキャリア開発やコミュニケーション講座を全国で展開中。著書「謝罪の作法」他多数。


 就活、採用する企業にとっては採用活動ですが、昨年の3月から大きく世界が変わりました。合説はわざわざ大学や説明会場に足を運び、直接席で語り合うものだったのが、このときを境に、基本はオンライン、Zoomのウェビナーなどオンライン会議ツールを通じて行うものとなりました。

 ごく一部に「オンラインでは迫力が伝わらない」「オンラインでは学生の意欲が感じられない」ということで、リアルの対面説明にこだわる企業があるとのこと。しかしコロナ過で安全を考えないような旧来の方式に固執する姿勢は、リスクマネジメントができない企業と見なされていることでしょう。

 最終面接まですべてオンラインで行う企業も珍しくなくなり、少なくとも合同説明会レベルまでは、基本的にオンラインが前提となっています。急な環境変化ではありましたが、各社は昨年の経験を経て、今シーズン、いわゆる22就活には、オンライン化への完全対応が出来ているようです。いや、できなければもはやまともな大学生の採用は不可能な環境へと変わりました。

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