ニュース
地域活性化の助けとなる「関係人口」ランキング 3位は北海道、2位は沖縄県、1位は?:総務省も注目(2/2 ページ)
新たな地域づくりの担い手として「関係人口」が期待されている。ブランド総合研究所は「関係人口」に関する調査を実施した。最も関係人口の多かった都道府県は?
関係している都道府県への移住を希望する人の割合は?
関係人口のうち、関係している都道府県に移住したいと考えている人はどの程度いるのだろうか。「すぐにでも移住したい」「いつかは移住したい」「住んでもよい」の合計は37.1%だった。このことから、同社は「移住・定住対策として関係人口が重要なステークホルダーだと分かる」と分析する。
関係人口の移住意欲(「すぐにでも移住したい」と「いつかは移住したい」の合計)が高い都道府県を調べた。すると、1位は福岡県(移住意欲度が28.4%、以下同)で、2位は沖縄県(24.5%)、3位は「神奈川県」(24.0%)という結果に。大きな特徴は、ベスト10に長野県(7位)、富山県(9位)、静岡県(10位)と中部地域の県がランクインしていることだった。
関係人口が、関係している都道府県に対して、最もしたいと思う行動は「観光に行きたい」(44.1%)で、「帰省・訪問したい」(27.0%)、「食品を購入したい」(16.0%)、「ふるさと納税をしたい」(14.9%)、「祭りやイベントに参加したい」(12.3%)と続いた。「食品を購入したい」と希望する割合は、特に北海道や東北と関係する人で高かった。
今回の調査は2月17〜23日に行った。
関連記事
- レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - 「暮らしやすさ自慢」の都道府県ランキング 東京都を抜いて1位になったのは?
ソニー生命保険が「47都道府県別 生活意識調査2020」を発表。暮らしやすさ自慢、子どもの育てやすさ自慢などをランキング化。コロナ禍の影響も調査した。 - 1000円に手を出す「ダイソー」と100円にこだわる「セリア」 コロナ禍でも好調な業界に変化
コロナ禍でも100円ショップ業界が好調だ。「2強」のダイソーとセリアでは戦略が大きく異なる。キャンドゥとワッツの独自戦略にも迫る。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - スシローとくら寿司が東京で激突! はま寿司とかっぱ寿司は“脱回転” 業界の行方は?
コロナ禍で回転寿司業界に大きな変化が起きている。スシローとくら寿司は、都心部に進出する。はま寿司とかっぱ寿司は、回転レーン上に寿司を流さない傾向を強めている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.