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AV機器メーカーが電気圧力鍋を開発、大ヒットの秘密は「なんでもできる」の廃止家電メーカー進化論(1/7 ページ)

テレビメーカーであるピクセラの子会社・A-Stageが、ライフスタイルブランド「Re・De(リデ)」を立ち上げ初の製品となる電気圧力鍋を発売。2年間の販売目標を8カ月で達成する大ヒットとなった。ピクセラはなぜ、畑違いの調理家電をヒットさせられたのか。A-Stage社長とピクセラ副社長を兼任する藤岡毅氏に聞いた。

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 テレビやIoT製品、通信機器などのデジタル機器事業を展開する手掛けるピクセラの子会社・A-Stageは、ライフスタイルブランド「Re・De(リデ)」で最初の製品となる電気圧力鍋「Re・De Pot(リデポット)」を2020年5月に発売した。

 Re・De Potの発売当初は、「2年で1万2000台」の販売目標を掲げていたが、この目標はなんと8カ月で達成。今もなお売れ続けるヒット商品となっている。

 ピクセラといえば、テレビやIoT製品、通信機器等のデジタル機器事業を中心とする企業。なぜ畑違いの調理家電をヒットさせられたのか。今回はA-Stageの社長であり、親会社のピクセラで副社長と経営企画本部本部長も兼任する藤岡毅氏に話を聞いた。


ピクセラ代表取締役副社長・経営企画本部本部長 藤岡 毅氏。子会社であるA-Stageの代表取締役も兼任。1979年11月2日生まれ。2016年にピクセラに入社し、2020年よりピクセラの代表取締役に就任。
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