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トルコ家電メーカーとの合弁へ海外家電事業を移管、日立GLSは何を目指すのか家電メーカー進化論(1/6 ページ)

日立グループで家電製品の開発販売を行う日立グローバルライフソリューションズ。2020年12月には、海外家電事業をトルコの家電大手アルチェリクとの合弁会社へ移管すると発表した同社は、何を目指しているのだろうか。“オープンな協創”をテーマに同社の描く未来を、取締役社長の谷口潤氏に聞いた。

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 日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立GLS)が、トルコの家電大手アルチェリクと合弁会社を設立し、自社の海外白物家電事業をこの新合弁会社に移管すると、2020年12月16日に発表した。

 新会社設立にあたって、日立GLSは新会社の株式の6割を3億ドルでアルチェリクへ譲渡。新会社の持ち株比率は、日立GLSが40%、アルチェリクが60%のジョイントベンチャーとなる。

 後編では、日立GLSが海外大手家電メーカーとアライアンスを組む目的は何なのか、同社の描く未来の姿について、取締役社長谷口潤氏を取材をした。

前編はこちら


日立グローバルライフソリューションズ株式会社 取締役社長 谷口潤氏。1995年に日立製作所 システム事業部に入社。19年には、大手家電メーカーとしては異例の46歳という若さで新会社となる日立グローバルライフソリューションズの取締役社長となる
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