くら寿司、道頓堀に「グローバル旗艦店」を出店 新しく登場した”半個室”の狙いとは?:一部店舗では「さしみ」を提供(1/2 ページ)
回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司が、グローバル旗艦店として「道頓堀店」(大阪市)を4月22日に開店すると発表した。
回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司は4月21日、グローバル旗艦店として「道頓堀店」(大阪市)を4月22日に開店すると発表した。グローバル旗艦店は「浅草ROX店」(東京都台東区)に続き2店舗目。東西にグローバル旗艦店を置き、新型コロナウイルス感染拡大終息後のインバウンド需要取り込みを目指す。
道頓堀店の内装は、浅草ROX店と同じくクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が監修。「浪速の祭り」をコンセプトに、ジャパニーズモダンなデザインとした。
店内入り口には浮世絵「浪速天満祭」を掲示。店内にはくら寿司のロゴやメニューをプリントしたちょうちんを設置するなどフォトスポットを設けた。また、浅草ROX店で好評だったという「やぐら」をモチーフにしたデザインを道頓堀店でも応用。店舗の大きさに合わせてやぐらのコンセプトを抜き出す形で構成した。
客席は、回転レーン周りの席を全てのれん付きのボックスシートで構成。半個室タイプとすることでより落ち着いた環境で食事を楽しめるように工夫し、他のお客との接触を抑えられるようにした。のれんの長さにもこだわりがあるという。デザインを監修した佐藤氏は「中にいる人の顔は見えないが、にぎわいを感じられる長さ」と説明する。ボックスシート内の照明は裸電球をイメージしたLEDライトを吊り下げ、屋台の雰囲気を演出した。
佐藤氏は「大阪は『グリコ看板』や『くいだおれ太郎』など、ポップアートがたくさんある街。浅草ROX店よりも楽しいことを強化しようと考え、デザインを大阪に合わせてアレンジした」と店舗のコンセプトを解説した。
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