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「夜入稿で朝納品」時差を活用したアウトソーシング 外資コンサルの仕組みをサービス化:深夜特化型
Timewitchは、時差を活用した深夜特化型のアウトソーシングサービス「Timewitch」のリリースを発表した。
Timewitch(東京都品川区)は、時差を活用した深夜特化型のアウトソーシングサービス「Timewitch」のリリースを発表した。まずはPowerPointによるスライド作成代行から始め、今後対応業務を拡充していく。
夜10時までに入稿指示書をTimewitch宛に送付すると、翌朝8時までに納品される。入稿は手書きのスライドイメージのほか、紙の表やグラフを写真で撮って空メールに添付し送信すればよい。
所属するスタッフは全員日本人で、日本語のニュアンスも汲(く)み取ってスライド化する。日本と時差のある海外拠点に仕事をアウトソースすることで、寝ている時間を有効活用し、ビジネスのスピードが加速するとしている。
一部の外資系ファームでは、日中に自国のコンサルタントが仕事し、夜間は日本と時差のある国のスペシャリストに仕事をアウトソースする環境が整っている。同社によると、その仕組みを日系企業向けにサービス化し、24時間仕事を動かす環境を構築したという。コロナ禍によって仕事のオンライン化が加速したことで、ワールドワイドな仕事環境を提供するサービスに同社は商機を見出す。
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