コラム
すぐに完売! 1枚焼きの「ホットサンドソロ」は、どうやって開発したのか:週末に「へえ」な話(4/4 ページ)
食パン1枚でつくるホットサンドメーカーが売れている。その名は「ホットサンドソロ」。新潟県にある「燕三条キッチン研究所」が開発したアイテムだが、どのようにしてつくったのか。担当者に話を聞いたところ……。
「身近にあったらいいな」という発想
ちなみに、杉山金属では「たこ焼き工場 トントン」という商品がある。たこ焼きの生地をつぼの中に流し入れて、スイッチを入れると「自動返し運転」によって、まん丸のたこ焼きができるというものだ。「新潟県ではたこ焼きをつくる食文化がないので、地元でたこ焼きパーティーをやっても、みんなうまく焼くことができないんですよね。関西人のようにうまくつくるにはどうしたらいいのか、といったところからスタートして、商品を完成させました」(小川さん)
「ありそうでなかった」ところから、商品が次々に生まれてきたわけだが、さて次は? 大阪の人が「お、これおもろいやんけ」と思わず手にとってしまう一品を期待してまっせ(関西弁で失礼)。
関連記事
- 「緊急事態宣言下に通勤する人」を叩いても、テレワークが普及しない根本的な理由
緊急事態宣言が発令されたにもかかわらず、通勤列車を見ると、たくさんのビジネスパーソンが乗車している。テレワークを実施している企業が増えているはずなのに、なぜ会社で働く人がたくさんいるのか。コロナに対して危機感が乏しいわけでもなく、慣れているわけでもなく……。 - あわあわあわ! なぜアサヒビールの「生ジョッキ缶」から、泡が次々に出てくるのか
缶のフタを開けると、泡が自然に発生するビールが登場する。アサヒビールは4月に「生ジョッキ缶」を発売。缶ビールといえば泡がたたない構造をしているのに、なぜこの商品は泡が出てくるのか。同社の担当者に開発秘話を聞いたところ……。 - 日本のアニメは海外で大人気なのに、なぜ邦画やドラマはパッとしないのか
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が米国でもヒットしている。このほかにも日本のアニメ・マンガは海外市場で勝負できているのに、なぜ邦画やドラマはパッとしないのか。その背景に、構造的な問題があって……。 - 「世界一勤勉」なのに、なぜ日本人の給与は低いのか
OECDの調査によると、日本人の平均年収は韓国人よりも低いという。なぜ日本人の給与は低いのか。筆者の窪田氏は「勤勉さと真面目さ」に原因があるのではないかとみている。どういう意味かというと……。 - 想定の3倍は売れた! 「ラーメン自販機」が盛り上がりそうな、2社の動き
「ラーメン自販機」が盛り上がるかもしれない――。いまはまだまだだが、ひょっとしたらひょっとして、と感じさせられる動きがあるのだ。その動きとは……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.