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LINE証券、野村證券との初連携サービス iDeCo提供開始
LINE証券は5月10日から「LINEのiDeCo」の提供を開始した。書類の郵送などが必要なく、すべてオンラインで申し込みが完結する。また、運営管理手数料は0円とし、大手ネット証券と同等のコスト体系とした。
LINE証券は5月10日から「LINEのiDeCo」の提供を開始した。書類の郵送などが必要なく、すべてオンラインで申し込みが完結する。また、運営管理手数料は0円とし、大手ネット証券と同等のコスト体系とした。
LINE証券は、LINEと野村證券が共同で出資する証券会社。2018年6月1日に設立された。これまで両社のノウハウを持ち寄ってサービスを提供してきたが、今回のLINEのiDeCoは野村證券が運営しており、初の連携サービスとなる。LINE証券は加入の窓口となる受付金融機関の位置づけだ。
iDeCoは、個人が任意で加入する私的年金制度で、積み立てて運用したものを60歳以降に受け取ることができる。また、積み立てる掛け金は全額が所得控除されるため、住民税と所得税を軽減できる優遇がある。
3月末時点でのiDeCo加入者は193万9000人。直近1年間で50万人が加入している。
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