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「ワーケーションで生産性が上がる」のはなぜ? ユニリーバの成功例:テレワーク・オールウェイズ2021
コロナ禍で注目され始めた「ワーケーション」。実際に、制度として取り入れている企業ではどのような変化が見られたのだろうか。ユニリーバ・ジャパン・ホールディングスの島田由香氏が事例を紹介する。
コロナ禍で普及したテレワークを通じて、多様な働き方の可能性が見えてきた。特に、リゾート地を楽しみながら仕事をする「ワーケーション」という造語が広まり、環境省が推進するまでになった。
ワーケーションという働き方をすでに取り入れている企業ではどのような変化が見られたのだろうか。
「企業のリーダーたちは、まずだまされたと思ってワーケーションをしてみてほしい」──そう話すのは、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス(以下、ユニリーバ)の島田由香氏(取締役、人事総務本部長)だ。4月27日に開催したオンラインシンポジウム「テレワーク・オールウェイズ2021」内「地方創生・ワーケーション」での同社の講演を紹介する。
生産性が「自動的に上がる」、その秘訣は?
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