テレワーク中の息抜き方法 「ストレッチ」や「音楽」を抑えて1位になったのは?:調査で判明
LASSICは、運営するWebメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所」で、テレワーク時の「オンオフ切替方法や服装」に関する調査を実施した。
LASSIC(鳥取県鳥取市)は、運営するWebメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所」で、テレワーク時の「オンオフ切替方法や服装」に関する調査を実施した。その結果、オンオフ切替方法の1位は「コーヒーを飲む」(男性32.44%、女性29.09%)だった。飲み物を飲んで一息つき、気持ちを切り替える人が多いようだ。
男性の2位は、「仕事部屋に入る」となった。男性の23.3%が回答し2割を超えた。自宅内に仕事スペースを確保し、プライベート空間と区別することでメリハリをつけているようだ。
女性の2位は、「服を着替える」だった。これも21.77%と2割以上の人が答え、男性も15.23%の回答があった。また「身だしなみを整える」も、男性が8.6%だったのに対し、女性は15.8%と多くなった。
テレワーク中の服装について尋ねた。その結果、1位は「カジュアル(普段着)」(男性52.51%、女性52.79%)で、男女ともに、2人に1人が普段着で仕事をしていることが分かった。「自宅で作業をするのにスーツは息が詰まってしまう」「長時間のデスクワークでも窮屈感を感じづらい服装がいい」と感じている人は多いようだ。
2位は「部屋着」で、男性が39.61%で女性は41.23%と、男女ともに4割を占めた。自宅では取引先などと接する機会も少なくなるため、普段着と同様にラフで作業をしやすいスタイルを選ぶようだ。また、リラックスした格好という点では寝巻のまま仕事をする人もいた。
一方、少数派だがオフィス出社時と同様に「スーツ」や「ビジネスカジュアル」で仕事をしている人もいた。部屋着やパジャマではプライベートと仕事の区別がつきにくく、自身のオンオフ切替方法の1つとしてスーツを着用する人もいるようだ。
コロナ禍により外出自粛やテレワークが続く中、「だらだらとしてしまいがち」「集中力が続かない」という人は、服装の工夫など独自のオンオフ切替方法でメリハリをつけた働き方を見つけることが解決の鍵となるのではないか。
今回の調査は、テレワークやリモートワークを経験している20〜65歳のビジネスパーソンを対象に、インターネット上で実施。調査期間は2020年9月1〜4日で、有効回答数は1077人。
関連記事
- 転職で役立った資格 3位「TOEIC」、2位「運転免許」、1位は?
ビズヒッツがビジネスパーソン500人を対象に「転職で役立った資格に関する意識調査」を実施した。 - バブルの名残 温泉街の「大型施設」が廃墟化 鬼怒川と草津の違いと「大江戸温泉物語」の戦略
コロナ禍がもたらす温泉街への影響は甚大だが、「温泉の魅力」として考えさせられるのが“街づくり”という点だ。筆者は「施設そのもので集客できる強い宿は例外的で、温泉地の魅力自体が集客を左右する」と指摘する。 - 東大生と京大生が「ここで働きたい」と思う企業ランキング 1位はいずれも……
オープンワーク(東京都渋谷区)が「就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング」を発表した。 - フィットネスクラブの倒産件数、過去10年で最多 売り上げ半減以上の企業も
帝国データバンクの調査によると、2020年度に発生したフィットネス(スポーツジム)事業者の倒産や廃業は累計で26件に上った。 - 職場で男女格差を感じたこと 3位「給料が上がりにくい」、2位「給料が低い」、1位は?
「女の転職type」を運営するキャリアデザインセンターが、会員868人を対象に職場でのジェンダーギャップ(男女格差)について調査を実施した
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.