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「はま寿司」がブランドを一新 店舗、ロゴ、ユニフォームはどう変わる?:海外展開を意識
はま寿司がブランドを一新する。ロゴ、店舗外観、ユニフォームなどが変わる。海外展開を強く意識した。
ゼンショーホールディングスは6月9日、大手回転寿司チェーン「はま寿司」のブランドを一新すると発表した。
同チェーンの名前の由来となった「世界中の濱から新鮮なネタを」を継承しながらも、未来志向のデザインにした。また、海外展開を加速させる意思を示すために英語表記の「HAMA-SUSHI」を追加した。
はま寿司のロゴについても、すっきりとシンプルでモダンなものを目指し、グローバルにも対応する世界共通のデザインとした。
店舗デザインも刷新する。テーマは「次世代の寿司チェーン」で、レーンの周辺をシンプルにして開放感がありリラックスできる空間を目指した。また、座席間の背もたれも高くして個室感を強調する。
新たなユニフォームは、淡いベージュと濃紺をベースにデザインした。開放的な店舗空間に合わせるとともに、機能性を重視。従業員が動きやすいように素材も見直した。
ライバルのくら寿司は、2020年1月に新しいロゴを導入した。デザインしたのはクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏。アルファベットの「KURA」と「くら」を組み合わせることで、世界中のお客に「くら寿司」だと認識させる狙いがあった。
大手回転寿司チェーンは、明確に海外市場を意識した戦略を次々と打ち出している。
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