ニュース
なぜ、コメ兵は出店を急ぐのか? 戦略を支える、すごいAI:3年で100店舗増やす(1/2 ページ)
コロナ禍で多くのリアル店舗が打撃を受けているが、コメ兵ホールディングスは大規模な出店を計画している。傘下のコメ兵、K-ブランドオフそれぞれ今後3年間の間に100店舗出店の予定だ。理由はなぜなのか。また、それを支える「AI真贋」技術とは、何なのか。
新型コロナウイルス感染拡大による影響で、多くの「リアル店舗」が打撃を受けている。そのような中、コメ兵ホールディングス傘下で中古ブランド品の売買を手掛ける2社、コメ兵とK-ブランドオフがこのほど、大規模な新規出店計画を発表した。
コメ兵の石原卓児社長は「買い取り店を3年連続年間30店舗、系列で合計100店舗の出店」、K-ブランドオフの山内祐也社長は「国内FC店を3年間で100店舗出店」を成長戦略として掲げている。
出店のスピード化を支えるのは「AI真贋」技術だという。両社の出店計画はどのようなものなのか。また、AI真贋がどのようにそれを支えるのだろうか。
なぜ? コロナ禍でも、3年で両社とも100店舗出店
関連記事
- DXを阻むのは「雇用文化」? 日本企業が改革できない“3つの理由”
なぜ、日本企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)をうまく進められないのだろうか。ITエンジニアの雇用と育成にまつわるサービスを提供するpaizaの社長の片山氏が、「DXとは何かの理解」「雇用文化」「経営」の3つの側面から解説する。 - “買いすぎ防止”スマホレジを導入したら、客単価が20%上昇 イオン「レジゴー」の秘密に迫る
イオンのレジに革命が起きている。買い物客が貸し出し用のスマートフォンを使い、かごに入れる前に商品をスキャン、専用レジで会計する「レジゴー」だ。スキャンにかかる時間は約1秒。レジでは決済のみを行うため、レジ待ちの渋滞も起きづらい。常に商品の一覧と合計金額が確認でき、利用者にとっては買い過ぎの防止にもなるレジゴーの導入で、客単価が向上したという。その理由を聞いた。 - 「一度昇格したら降格しない」人事制度が限界です。ジョブ型雇用に変更すべきでしょうか?
社員の高齢化に伴い、「一度昇格したら降格しない」人事制度が限界を迎えている──このような場合、どうしたらいいのだろうか。人事コンサルタントが解説する。 - 新卒応募が57人→2000人以上に! 土屋鞄“次世代人事”のSNS活用×ファン作り
コロナ禍で採用活動に苦戦する企業も多い中、土屋鞄製造所の新卒採用が好調だ。2020年卒はたった57人の応募だったが、21年卒は2000人以上が応募と、エントリー数が約40倍に急増した。その秘訣を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.