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2021年度の新入社員 初任給は増えたのか?(2/2 ページ)
労務行政研究所は、2021年4月の新卒入社者の初任給の調査結果を発表した。対象は4月12日までにデータを得られた東証1部上場企業210社。
2021年度決定初任給および同一企業における上昇額、上昇率
全産業で見た学歴別の初任給水準は、大学卒21万3003円、大学院卒修士22万9759円、短大卒18万3680円、高校卒17万2049円。同一企業における前年度初任給と比較した上昇率は、大学卒0.3%、大学院卒修士0.2%、短大卒0.3%、高校卒0.3%だった。
大学卒の初任給は20年度から「据え置き」が76.6%、「引き上げ」が23.4%。引き上げた場合の金額は「1000円台」が38.9%で最も多く、次いで「3000円台」が22.2%で、平均上昇額は2298円だった。
3月下旬に調査票を発送。併せて電話による取材も行い、4月12日までに回答のあったぶん(東証1部上場企業2135社のうち210社)を集計した。
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