2015年7月27日以前の記事
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ローソンとH2Oリテイリングが包括的業務提携 狙いは?関西の駅ナカコンビニが「ローソンに」(2/2 ページ)

ローソンとH2Oリテイリングが包括的業務提携を締結した。「店舗開発」や「商品・物流」などを含む5分野で手を組んでいく。まずは駅ナカコンビニ「アズナス」をローソンに転換する。その他にはどのような取り組みを考えているのだろうか。

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地域の中でエコシステムを構築する

 また、ローソンは、H2Oと協力して店舗のローカライズに力を入れていく考えを示した。「地元の朝採れ野菜がローソンの店頭に並んだり、調理されお弁当になったりなど、地域の中でエコシステムを回していく取り組みも考えています。コンビニ単体ではこのような取り組みは難しい。H2Oと組むことで百貨店やスーパーと一体になり、エコシステムを構築していきたいです」(竹増社長)


コンビニで朝どれ野菜が食べられる日がくるかもしれない(画像提供:ゲッティイメージズ)

 両社は今後の展開について、「実店舗での取り組みだけでなく、協業分野において、データやテクノロジーの力を活用しながらシナジーを起こしていきたいです」と述べた。

 関西の駅ナカコンビニが、大手コンビニチェーンに転換する動きが広がっている。13年に、近畿日本鉄道が売店をファミリーマートに、14年にはJR西日本が「キヨスク」をセブンイレブンに転換した。アズナスのローソン転換により、今後のコンビニ勢力図はどう変わっていくのだろうか。

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