「おいしいと思う」水ランキング 3位鳥取、2位熊本、1位は?:水道水に関する意識調査
水道水をそのまま飲むことに抵抗を覚える人はどれくらいいるだろか?日本の水道水は安全性が高いため、気にせず飲んでしまう人も多そうだ。47都道府県を対象にした「おいしいと思う水ランキング」が発表された。結果を見てみよう。
デジタルマーケティングを手掛けるキュービック(東京都新宿区)が「水道水に対する意識調査」を発表した。調査によると、「住んでいる地域の水をおいしいと感じている」人が最も多いのは「富山県」だった。
「住んでいる地域は水がおいしいというイメージがあるか」を5点満点で尋ねたところ、1位は「富山県」で4.21点だった。次いで「熊本県」(4.19点)、「鳥取県」(4.00点)という結果になった。一方、46位の東京都と47位の沖縄県は2.4点台だった。
「水道水をそのまま飲むことに抵抗がない」という回答を都道府県別で順位付けしたところ、「岩手県」と「秋田県」が66.67%で同率1位だった。次いで「鳥取県」(65.67%)、「長野県」(65.22%)の順となった。下位層は46位が「福岡県」(27.59%)、最下位が「沖縄県」(27.14%)だった。
「水道水を飲み水としているか」を尋ねたところ、1位は77.11%で北海道。2位と3位には「長野県」(76.81%)と鳥取県(76.12%)がそれぞれランクインした。
上位には北海道、東北、中部地方の地域が目立ち、九州・四国地方や沖縄などが下位に集中している。最下位の沖縄は46位の兵庫県と20ポイントほど差が開いており、水道水に対して強い抵抗感を持っていることが分かる。
東京都は「水道水の味の満足度」(36位)、「水がおいしいというイメージがあるか」(46位)、「水道水をそのまま飲むことへの抵抗がない」(39位)といずれも低い順位となった。
しかし、「水道水の安全性の満足度」(18位)や「水道代の満足度」(2位)の項目は上位に食い込んでいる。また、「水道水を飲み水として利用している」割合は約62%と半数超えだ。おいしさは感じていないが、安全性の面から飲んでいる人が多いことが読み取れる。
調査は、4月15〜25日にインターネットで実施。全国の18〜90歳未満を対象とし、3497人から回答を得た。
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