調査リポート
夏のボーナス想定支給額 3位「40万〜60万円」、2位「20万円未満」、1位は?:「200万円以上」は19年の約半数
ロイヤリティ マーケティングが「夏のボーナス」に関する調査を発表した。トップ3は19年と変わらない結果となった。200万円以上もらっていた割合は19年と比べて約半数となった。ボーナスの使い道などの結果と合わせてみていこう。
2021年夏のボーナスは、どのくらい支給されるのだろうか。共通ポイントサービス「Ponta」を利用している人に聞いたところ、ボーナス想定支給額の最多は、「20〜40万円未満」だったことが、ロイヤリティ マーケティング(東京都渋谷区)の調査で分かった。
「20万〜40万円未満」(24.3%)と答えた人が最も多く、次いで「20万円未満」(21.3%)、「40万〜60万円未満」(20.1%)と続いた。トップ3は19年の調査と同様の順位で、「200万円以上」と答えたのは19年の調査の約半数となる1.8%だった。
夏のボーナスの使い道で最も多かったのは8年連続で「貯金・預金」(37.1%)、2位は「食品(ふだん食べるもの)」(5.3%)となった。3位の「旅行(宿泊)」は5.2%で14年の調査開始から、最も低い数字を記録した。また、「投資信託」(1.9%)が初めて上位10位に入った。
預貯金の用途は、「老後の生活への備え」が52.9%で1位。次いで、「将来の消費への備え」(46.9%)、「収入の変化への備え」(35.9%)の順となった。
調査は、Ponta会員3000人を対象に、インターネットで実施。期間は5月28〜29日。
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