ファミマのバタービスケットサンド 過去最速で100万個売り上げ達成:ファミマスイーツの勢いが止まらない!
ファミマが6月22日発売したオリジナルスイーツ「バタービスケットサンド」がファミマ史上最速で100万個の売り上げを達成した。開発の背景は? スイーツ開発に力を入れるファミマの狙いを見ていこう。
ファミリーマートが6月22日から発売を開始したオリジナルスイーツ「バタービスケットサンド」シリーズの累計販売個数が、発売3日で100万個を達成した。ファミマスイーツ史上最速だという。
フレーバーは3種類で、それぞれの売り上げは「チーズ」(約39万個)、「ショコラ」(約34万個)、「ラムレーズン」(約34万個)となっている。片手で食べられる手軽さに加え、濃厚なクリームとビスケットのホロっとした食感にハマる人が続出しているようだ。
ヒットの理由を商品担当者に尋ねたところ、「3種同時発売にし、食べ比べを楽しめるようにしました。食べた方がSNSで話題にしてくれたことがきっかけで、広がっていったと考えています」と回答した。
ファミマは、近年オリジナルスイーツに力を入れている。2020年11月に発売した新感覚チーズケーキ「ショコラチーズケーキ」と「プリン!?なチーズケーキ」は発売から10日で合計売上個数は200万個を突破している。
スプーンを入れた時の音が特徴的な「スフレ・プリン」は18年の発売から20年8月時点で、2800万個売れている。
オリジナルスイーツに力を入れる理由について、商品担当者は「人々の生活習慣の変化に伴い、スイーツの購入意向も変化しました。品質の高さが重視されるようになり、コンビニなど家の近くでおいしいもの、いいものを食べたいというニーズが広がったと考えています」と話す。
新型コロナウイルスの影響でストレスが溜まる中、自分へのご褒美やストレス発散としてスイーツを選ぶ人が増えているのかもしれない。ファミマスイーツの勢いはどこまで続くのだろうか。
関連記事
- ドンキ、5万円台のドラム式洗濯機を発売 低価格のため省いた機能とは?
ドン・キホーテから5万4780円のドラム式洗濯機が発売された。総務省の調査によると、1番安い時期でも平均価格は16万7495円だという。5万円台という破格価格を打ち出せた理由とは? - 「おいしいと思う」水ランキング 3位鳥取、2位熊本、1位は?
水道水をそのまま飲むことに抵抗を覚える人はどれくらいいるだろか?日本の水道水は安全性が高いため、気にせず飲んでしまう人も多そうだ。47都道府県を対象にした「おいしいと思う水ランキング」が発表された。結果を見てみよう。 - ローソン、AI活用した「値引き」実証実験 ファミマ、セブンの動向は?
ローソンが6月22日にAIを活用した値引き実験を、東北地区の一部店舗で実施すると発表した。ファミマも「エコ割」を発表。セブンの値引き導入も効果を出している。各社の動向を比較してみよう。 - ローソンが「マチの本屋さん」を出店 9000タイトルの本を取り扱う
ローソンが新ブランド「LAWSONマチの本屋さん」を立ち上げた。一号店は狭山に。今後も拡大予定。 - 富裕層向け老人ホームが西麻布に 食事は帝国ホテルが提供
高級老人ホームが2024年秋に開業予定だ。ラウンジやライブラリー、スパ、フィットネスなどの施設は当たり前。プライベートガーデンやお茶や軽食が楽しめるティーパビリオン配置まで計画しているという。食事は帝国ホテルと連携する。今後も盛り上がりが期待されるシニア市場に乗り出す富裕層向け老人ホームの気になる内装や設備とは。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.