調査リポート
夏のボーナスの使い道「預貯金」が7割 平均額は?:6割がお金に対する考え方に変化アリ
「夏のボーナス・お金に関する調査」が発表された。預貯金にあてる人が多いようだ。年代が上がるにつれて、金額も増加していくことが分かった。21年の平均額はいくらだろうか?
自動貯金アプリを運営するネストエッグ(東京都千代田区)が「夏のボーナス・お金に関する調査」を実施した。調査によると、夏のボーナスから預貯金にあてる平均額は、27万6778円であることが分かった。
夏のボーナスの使い道は、「貯金・預金」が74%で最多となった。預貯金の平均額は、20代が20万2867円、30代が23万135円、40代が33万1757円、50代は37万4524円だった。
コロナ禍以後(2020年以後)、お金に対する考え方に「変化があった」と回答した人は63%に上った。年代別で見ると、20代は約7割、30、40代は約6割、50代は約5割が変化を感じていた。
消費スタイルの変化に関しては、「現金よりもキャッシュレス決済を使う」(46.3%)や「目先のことよりも将来のためにお金を残したい」(44.8%)、「節約するもの、お金をかけるもののメリハリをつけたい」(42.1%)などが上位を占めた。
「お金に対する考え方に変化があった」と回答した人のうち、資産形成に関することでは、「貯金額を増やしたい」が約7割で最多。次いで、「投資への興味」(32.8%)、「家計の収支把握」(31.2%)と続いた。
調査は、自動貯金アプリ「finbee」の登録ユーザーを対象に、インターネットで実施。期限は6月18〜21日で、有効回答数は1528人。
関連記事
- 夏のボーナス想定支給額 3位「40万〜60万円」、2位「20万円未満」、1位は?
ロイヤリティ マーケティングが「夏のボーナス」に関する調査を発表した。トップ3は19年と変わらない結果となった。200万円以上もらっていた割合は19年と比べて約半数となった。ボーナスの使い道などの結果と合わせてみていこう。 - 希望退職者数が1万人超 募集人数が最も多い企業は?
新型コロナウイルスの長期化で希望退職者が増加している。6月3日時点で募集を呼び掛ける上場企業数は50社にのぼった。2020年よりもハイペースだ。最も多くの希望退職者を募集している企業は?業種別ではどうなっているのだろうか? - 価格で差別化 京都のホテルが30泊6万円の長期滞在プランを発表
30泊6万円のホテルが京都二条城の付近にオープン - ドンキ、5万円台のドラム式洗濯機を発売 低価格のため省いた機能とは?
ドン・キホーテから5万4780円のドラム式洗濯機が発売された。総務省の調査によると、1番安い時期でも平均価格は16万7495円だという。5万円台という破格価格を打ち出せた理由とは? - 訪日タイ人に人気の「北海道の観光スポット」 3位「さっぽろ雪まつり」、2位「小樽運河」、1位は?
訪日タイ人を対象にした「人気観光ランキング」の北海道・東北編が公開された。北海道の1位はラベンダー畑で有名な場所だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.