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三菱UFJ銀行、ポイント運用サービスを今秋開始
三菱UFJ銀行は、ポイント運用サービスを提供するSTOCK POINTと組み、ポイント運用サービスの提供を今秋開始する。
三菱UFJ銀行は、ポイント運用サービスを提供するSTOCK POINTと組み、ポイント運用サービスの提供を今秋開始する。
ポイント運用とは、Pontaなどのポイントを用い、株式価格に連動してポイントが増減する仕組み。運用するポイントが1株の価格相当以上になると、実際の株式に交換することもできる。
実際の株取引とは違い、金融機関への口座開設などが必要なく簡単に投資の疑似体験が行える。その手軽さから、若年層の投資の入り口となっており、STOCK POINTの既存サービスでは、8割が20代から40代の若年層、3割が投資未経験者となっている。
ポイントは市場規模が2兆円を超えていると見られ、各社が提供するポイント運用サービスの利用者は数百万人規模に増加している。PayPay証券が提供するポイント運用は開始から1年で利用者が300万人を突破、au PAYポイント運用も100万人超、楽天ポイント運用300万人を超えた。
三菱UFJ銀行もポイントに力を入れ始めている。6月から、銀行サービスの利用に応じてPontaポイントが貯まるサービスを開始。ネットバンキングのログインや投信積立などでポイントを付与する施策を行っている。
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