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「スシロー」と「京樽」が“合体” 狙いは?:シナジーの創出目指す(1/2 ページ)
スシローと京樽のダブルブランド店舗がオープンする。内部が報道陣に公開された。グループのシナジーを創出できるか。
外食大手FOOD&LIFE COMPANIESは7月6日、グループの「スシロー」と「京樽」のダブルブランド店舗を公開した。同社は7月7日、このダブルブランド店舗を、千葉県の行徳と西船橋、東京都の市ヶ谷と門前仲町で計4店舗オープンする。検証結果を踏まえ、今後の店舗展開に生かすとしている。
公開された店舗は「京樽・スシロー行徳店」(千葉県市川市)だ。もともとは京樽の店舗だったが、改装してスシローの商品も販売できるようにした。握り寿司の商品数は3倍近くに増えており、全体の商品数は1.8倍になった。
同店舗では「茶きん鮨」や「巻鮨」といった京樽の上方鮨を従来通り販売する。店内で職人が調理するスタイルも変わらない。新たに取り扱うスシローの握り寿司は、千葉県船橋市にあるキッチンで調理され、配送されたものだ。
ダブルブランド店舗を展開する大きな狙いは、ラインアップを拡充することで新規客を獲得することにある。
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