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崩壊寸前だったVoicy 離職率67%→9%に立て直した人事責任者が語る“人事の本質”:組織・制度作りは何のため?(1/3 ページ)
日本の音声コンテンツ市場の先頭を走る、音声メディア「Voicy」。3カ月で利用者数が2.5倍になるなど、コロナ禍で驚異的に成長している。しかし、たった1年半前は離職率が67%にのぼり、組織崩壊寸前だったという。そんな中でVoicyに入社し、抜本的な人事改革を行ったという勝村氏。一体どのような改革を行ったのか──?
NetflixやYouTubeなど動画配信サービスが普及しきった今、仕事や家事をしながら聞く「ながら聞き」のニーズが増えている。今後は「耳の可処分時間」をめぐって音声コンテンツ市場はさらに拡大すると言われており、国内でも音声配信サービスが続々と台頭してきている。
その先頭を走るのが、音声メディア「Voicy」だ。月間利用者数は250万人(2021年3月時点)を突破した。21年1〜3月で月間利用者数が2.5倍増という驚異的なスピードで成長している。
そんなVoicyだが、たった1年半前は社内の離職率が67%にのぼり、組織崩壊寸前だったという。危機的状況を改善したのが、Voicy執行役員・人事責任者の勝村泰久氏だ。
勝村氏は20年1月にVoicyに入社、抜本的な人事改革に取り組み、1年で離職率を67%から9%まで下げることに成功した。具体的にどのような施策を実施したのか。そしてその際、どのような方針で組織作りや制度作りに挑んだのか。詳しい話を聞いた。
問題は山積み、組織崩壊をどう解決?
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