「巨大3D猫」のクロス新宿ビジョン、本放映開始 猫動画は露出を増やす方針:観覧者が増加
クロス新宿ビジョンで、「巨大3D猫」の本放映がスタートした。7月1日からの仮放映期間には「巨大猫」3D動画が放映され、各種メディアで大きく取り上げられたが、観覧者が増加し……。
イベントスペースの開発・運営を行うクロススペース(東京都新宿区)は、マイクロアドデジタルサイネージ(東京都渋谷区)、ユニカ(東京都新宿区)に共同運営を委託したクロス新宿ビジョンで、「巨大3D猫」の本放映を開始した。
7月1日からの仮放映期間には「巨大猫」3D動画が放映され、各種メディアで大きく取り上げられた。また、観覧者が増加し、次回放映まで撮影待ちをする人が後をたたなかった。そこで、当面は計画より大幅に露出回数を増やし、放映時間をSNSで告知するなどして、観覧者数の抑制対策を実施する。また、今後は動画をより長尺にすることで撮影を容易にする。
クロス新宿ビジョンは新宿駅東口駅前広場の前にあり、4K相当画質で3D動画を放映する新ビジョンが特徴。150平方メートル超級のサイズで低層建物の屋上に設置されているため、信号待ちや待ち合わせの人たちの視線を集めやすい設計になっている。
3D動画は、放映される面が2面あるL字型や湾曲型の画面でより奥行き感を演出できる。その一方、視聴角度が限られるが、クロス新宿ビジョンは広場前にあるため、より多くの視聴者を得られる立地となっている。
動画配信システムにはリアルタイム配信が可能な「MONOLITHS(モノリス)」を採用。外部データと連動したビジョン放映を可能とする。
クロススペースは、「いずれ渋谷のハチ公像とならぶ待ち合わせのメッカとなるよう各種の試みを打ち出します」と意気込みを語っている。
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