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JT、加熱式たばこ用デバイス「プルーム・エックス」発売 次世代のグローバル共通モデル(2/2 ページ)
JTは7月15日、高温加熱型の加熱式たばこ用デバイス「プルーム・エックス(Ploom X)」を発売すると発表した。
メビウス、キャメルから新銘柄発売
あわせて同社は、プルーム・エックス用たばこステックとして、「メビウス・リッチ」「メビウス・メンソール・フレッシュ」(いずれも540円)、「キャメル・リッチ」(500円)の3銘柄を発売すると発表した。
プルーム・エックスで使用できるたばこスティックは、6月16日にリニューアルした9銘柄に加え、全12銘柄となる。
いずれも、プルーム・エスの加熱技術HEATFLOWと相性の良いたばこ葉のブレンドを追求し、レギュラー銘柄には、たばこ葉の中でも香りが高いという葉肉部分「ラミナ」をブレンドした。いずれのステックも従来のプルーム・エスでも利用できるようにした。
国内の加熱式たばこ市場は、ここ数年で急激に拡大。また新型コロナウイルス感染拡大によって在宅時間が増えたことや喫煙場所の減少などが影響し、紙巻から移行する人が増えている。
スパコロ(東京都港区)が加熱式をメインで吸う喫煙者1031人を対象に、21年2月に実施した調査では、この1年で加熱式たばこを利用し始めた「新規ユーザー」の割合は24.1%だった。
一方で、国内の加熱式たばこシェアは、フィリップモリスジャパンの「アイコス」が圧倒的に多く、JTが占める割合は約1割だといわれている。プルーム・エックスの展開で、シェアの巻き返しを図る。
プルーム・エックスのメーカー希望小売価格は3980円。7月26日にオンラインショップで先行販売を開始。8月17日には、新銘柄3種類とあわせて全国のコンビニエンスストアやたばこ販売店などで発売する。
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