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生産性が「変わらない」「下がった」が7割 働き方改革のツールや制度を導入したのに、なぜ?:事務系ビジネスパーソンに調査(1/2 ページ)
業務効率化のために、職場になんらかのツールや制度を導入したが、生産性が「変わらない」「むしろ下がった」という人が7割だと船井総研コーポレートリレーションズの調査で分かった。
コンサルティング事業を手掛ける船井総研コーポレートリレーションズ(大阪市)は、事務系職種のビジネスパーソンを対象に「働き方改革・業務改善に対する実態と意識調査」を実施した。その結果、65.6%が「業務効率化のために職場になんらかのツールや制度の導入があった」と回答した。
働き方改革を推進するために職場に導入されているのは「在宅・リモート勤務」(43.4%)が最多で、「オンライン会議の活用」(42.9%)と続いた。一方、自分の業務の生産性が「変わらない」または「下がった」「大いに下がった」という回答が71.3%にのぼった。
職場の働き方改革・業務改善で障害となるものは何か聞くと、最も多かったのは「一部の人のみしか把握していない業務がある」(41.4%)、次いで「担当者によって業務の理解度にばらつきがある」(37.6%)、「業務ルールがなくマニュアルもない」(24.6%)だった。
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