調査リポート
購入するコンビニ弁当「500円以上」が増加 選定基準に変化が?:見た目や価格が重要視(1/2 ページ)
コンビニ弁当利用率は2年前より5%減少――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコムの調査で分かった。
コンビニ弁当利用率は2年前より5%減少――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「コンビニ弁当の利用」に関する調査で分かった。同調査は今回で11回目。
コンビニ弁当を利用するか聞いたところ、全体の46.1%が月に1回以上利用すると答えた。2年前の調査では50.8%で、4.7%減少した。利用者比率は男性が高く、女性は若年層ほど比率が高かった。また北海道でやや高く、近畿や四国などで低い傾向だった。
購入する弁当の価格帯は、「499円以下」が64.9%、「500円以上」が33.7%だった。2019年の調査では「500円以上」の割合は、2019年の調査(26.8%)から6.9%上昇した。「499円以下」の割合が減少し「500円以上」を選ぶ割合が高い傾向は13年から続いていて、消費者は少し高くても良い商品を求めているようだ。
コンビニ弁当の選定基準は、最も多いのが「見た目がおいしそう・きれい」「価格」で4割前後、次いで「味」が30.6%、「健康に配慮している」「さまざまな種類のおかずが入っている」「野菜の量や種類が多い」が各2割弱だった。「全体の量が多い」は男性若年層、「肉が入っている」は男性30〜40代で比率が高かった。「見た目がおいしそう・きれい」は女性、「野菜の量や種類が多い」「季節感がある・旬のもの」は女性高年代層で高かった。
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