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直近3年間で移住を経験した人、課題に感じていることは?:コロナ禍における移住と働き方(1/2 ページ)
直近3年間で移住を経験した人はどのくらいいるのだろうか。ビジネスSNSを利用している人に聞いたところ、移住した人は20%だった。
ビジネスSNS「Wantedly」を提供するウォンテッドリーは7月20日、コロナ禍における「移住と働き方に関する調査」の集計結果を発表した。直近3年間で移住を経験した人は20%だった。
移住の経験を尋ねたところ、回答者の20%にあたる395人が調査の時期から3年以内に移住を経験したと回答した(移動前後の居住都道府県が異なる移動を「移住」と定義)。
コロナ禍に入り移住者は増加し、21年6月の移住者は前年同月比で4.1倍となっている。年代別でみると若年層ほど比率が高く、20〜24歳で25%、25〜29歳、30〜34歳で各23%という結果だった。
移住した理由
移住した理由の1位は「テレワーク主体の働き方になり、家賃が高い都心に住む理由がなくなったため」(26%)で、2位に「実家の近くに住みたいと考えたので」(22%)、3位に「自然が多い場所に住みたいと考えたため」(21%)が続いた。
移住して良かった点を聞いたところ、「家賃などの生活コストが下がった」(42%)がトップ。以下「生活のペースがゆっくりになった」(39%)、「満員列車に乗らなくて良くなった」(35%)と続いた。
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