普及する在宅勤務、どんなデスクが売れているのか コクヨが人気ランキングを発表:ECサイト会員を対象に実施
コクヨが「2021年上半期 デスクの人気売れ筋ランキングTOP3」を発表した。自社の公式直販ECサイト「KOKUYO Workstyle Shop」の会員を対象に調査を実施した。在宅勤務向けにどんな商品が支持されているのか。
コクヨは、自社の公式直販ECサイト「KOKUYO Workstyle Shop」の会員を対象に調査を実施し、「2021年上半期 デスクの人気売れ筋ランキングTOP3」を発表した。調査によると、1位には配線機能を工夫し、コンパクトに使える「LEAN(リーン)」(メーカー希望価格1万7710円〜、以下同)が選ばれた。
「LEAN」は、21年2月から在宅勤務向けのデスクとして販売している。「オフィスのように使える機能性」と「部屋になじみやすいデザイン性」が人気を集めた。配線機能を工夫しており、コンパクトながら奥まで使えるのが特徴。机上面全体をワークスペースとして使用可能で、8種類のサイズバリエーションがある。
2位は多機能デスク「INVENT(インベント)デスクシリーズ」だった。価格は2万2500円〜。20年のECモールサイト販売ランキングで上位に入ったシリーズ。限られたスペースを活用し、仕事環境を構成できる。コンパクトで在宅勤務向けのデスクとして人気を集めている。机上棚にモニターやスマートフォンを置けばPCワークやWebミーティングでの姿勢をサポートできる。
3位は、スタンディングワークも可能な電動昇降デスク「SEQUENCE(シークエンス)」だった。価格は13万3320円〜で、16年にグッドデザイン賞を受賞した。上下昇降可能なデスクで、立位・座位の姿勢を1つのデスクで対応し、視点や姿勢を変えられるのが特徴。
コロナ禍によりテレワークや在宅勤務が普及し、自宅の仕事環境を整える人が増えた。需要の高まりを受け、アスクルや無印良品は、オフィス家具のサブスクサービスを開始した。HR総研の調査では、現在テレワーク実施企業の96%は今後も在宅勤務を継続すると決めていて、需要はさらに高まると推測される。
今回の調査は、「KOKUYO Workstyle Shop」の会員オフィスデスクの購買実績から、インターネット上で集計した。期間は21年1月1日〜6月21日。
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