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「リモハラ」に悩むのは部下よりも上司? リモハラだと思う言動内容は:部屋を映せ(2/3 ページ)
通信インフラサービスのALL CONNECTは、全国20〜50代の男女を対象に「リモートハラスメント」に関する調査を実施。上司の40.7%は「リモハラ対策で何をすればよいか分からない」と悩んでいることが分かった。
リモハラだと思う上司の言動
上司と部下それぞれに「リモハラだと思う上司の言動」を聞いたところ、部下のトップは「カメラを常時接続させる」(86.0%)。次いで「部屋全体を映すよう求める」(84.0%)、「体型を話題にする」(74.7%)、「部屋にあるものを話題にする」(72.0%)、「同居人の声や生活音などを話題にする」(68.0%)と続いた。
一方、上司のトップも「カメラを常時接続させる」(82.0%)。次いで「部屋全体を映すよう求める」(80.0%)、「体型を話題にする」(76.7%)、「部屋にあるものを話題にする」(75.3%)、「同居人の声や生活音などを話題にする」(74.0%)とランキングを見ている限り、上司と部下の考えはほぼ同じであることがうかがえた。
「カメラを常時接続させる」と「部屋全体を映すよう求める」は上司・部下ともに8割以上という結果に。また「部屋全体を映すよう求める」ことについては、よりプライベートに踏み込んだ言動であることを上司・部下ともに多くの人が認識しているようだ。
リモハラ対策で何をすればよいか分からず、悩んだことはあるかを聞いたところ、「悩んでいる」と回答した部下は10.0%に対し、上司は40.7%。30ポイント以上差が出る結果となり、部下より上司のほうがリモハラ対策について悩んでいることが分かった。
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