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ファミマとセブン、「カレーパン」で激突 “強化選手”に選ばれたワケとは:狙いは?(2/3 ページ)
ファミマとセブンが「カレーパン」に注力している。セブンはレジ横という一等地で揚げたてを発売。ファミマはカレーキャンペーンに2種類のカレーパンを投入する。
ファミマがカレーパンに注目した理由
ファミマは7月20日〜8月9日、全国のファミマ店舗で初となる「ファミマ 夏のカレー祭り」を開催している。おむすび、総菜、弁当、ホットスナック、麺類、パン、菓子、サラダ、スープ、冷凍食品といった幅広いカテゴリーで、全23種類のカレー味の商品を用意している。
カレーは、夏になると売り上げが伸びる傾向がある。そうしたトレンドを踏まえ、担当者は「カレーは夏の定番商品としてみんなに愛されている。『夏のファミマ=カレー』として、今後育てていきたい」と意気込む。ターゲットは絞らず、どんなシーンでも買ってもらうことを目指した品ぞろえとした。
夏のカレー祭りに参加しているカレーパンは2種類ある。1つ目は「カレーハウスCoCo壱番屋監修 大きなチーズカレーパン」(150円)。ココイチが指定した原料のカレー粉を使用し、チーズカレーの濃厚でマイルドな味の雰囲気を再現した。もう1つは「ファミマ・ザ・カレーパン」(130円)で、21年の3月にリニューアルした商品だ。
担当者によると、カレー商品の中でもカレーパンは年間定番でトップクラスの売り上げを誇るという。知名度の高いココイチのコラボ商品と一緒に展開することで「対決軸をつくる。食べ比べによる話題化、食べてみたくなる売り場作りで、さらなるカレーパンファンの獲得を狙っている」と語る。
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