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西武鉄道の駅ナカ・コンビニ「トモニ―」に、初の「無人レジ」導入:8月13日から
TOUCH TO GOは、無人決済システムを西武鉄道の駅ナカ・コンビニ「トモニー中井駅店」に8月13日から導入すると発表した。店舗出口付近の決済エリアに立つとタッチパネルに購入商品と合計金額が表示され、スピーディーに買い物ができる。
TOUCH TO GO(東京都港区)は、同社が開発した無人決済システムを西武鉄道の駅ナカ・コンビニ「トモニー中井駅店」に8月13日から導入すると発表した。「無人レジ」を導入したファミリーマート フランチャイズ店舗の第一号店となる。
TOUCH TO GOの無人決済システムは、設置されたカメラなどの情報から入店した顧客と手に取った商品をリアルタイムに認識。顧客が出口付近の決済エリアに立つと、タッチパネルに自動的に購入商品と合計金額を表示し、現金もしくは電子マネーなどで支払いをするだけで買い物ができる仕組みだ。
利用者は、商品を手に取り、出口でタッチパネルの表示内容を確認、支払いをするだけで買い物が完了する。通常の有人レジ店舗に比べ、買い物時間の短縮が期待できる。店舗スタッフとの接触を極力減らせるため、新型コロナウイルス感染症対策としても効果的だという。
トモニ―は、西武鉄道とファミリーマートが共同展開している西武線の駅ナカ・コンビニ。ファミリーマートは2020年11月にTOUCH TO GOとの業務提携を発表し、店舗への無人決済システム導入を進めてきた。
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