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新卒を採るなら中小企業も“今すぐ”インターンシップを開催すべき、これだけの理由:「どうせ学生は集まらない」では取り残される(1/3 ページ)
新卒採用の応募が少なく、求める人材を採れないのに、採用コストは高まるばかり──そんな人事職・採用担当が、今すぐにインターンシップの準備に手をつけるべき理由とは。
「募集をかけても、学生からの応募が少ない」「目標人数通りに新卒を採用できていない」「採用コストが高まるばかりで、自社が求める人材の採用はできていない」──。多くの中小企業が抱える悩みです。
近年、採用のオンライン化や大卒の通年採用化など、採用市場が大きく変化しており、中小企業には抜本的な採用活動の見直しが求められています。
そんな中、最も効果的な母集団形成・動機づけ手段として、インターンシップが注目されています。中小企業でもインターンシップを実施する企業は増加しており、
- (1)早期の母集団形成
- (2)求める人材への動機づけ・自社への囲い込み
などを図っています。
しかし一方で、「学生が集まらないのでは」などの懸念から、インターンシップの開催を見送る採用担当者も少なくありません。今回は中小企業の新卒採用における課題を整理し、インターンシップがもたらす効果を解説します。
なぜ中小企業は新卒採用に苦戦するのか 企業・学生それぞれの視点
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