調査リポート
シニア社員が、職場で嫌だと思うシチュエーション 2位「敬語を使われない」、1位は?:シニア社員が抱える悩みは?(2/2 ページ)
サイボウズは、55〜64歳のビジネスパーソンを対象に、「シニア社員の職場との関わり」の意識調査を実施した。職場で正直嫌だと思うシチュエーション、働く上で周囲から求められることと備わっていることを聞いた。
「自身が働く上で周囲から求められることは何か」を聞いた
自身が働く上で周囲から求められること1位は、「年齢問わず周囲との良好な関係性」(43.3%)、次いで「判断力」(37.8%)、「自身のノウハウ(成功実績/豊富な経験)共有」(36.3%)だった。
「現在、自身に備わっていると思うこと」
現在、自身に備わっていると思うことについても尋ねた。1位は、「年齢問わず、周囲との良好な関係性」で37.0%、2位は「自身のノウハウ(成功実績/豊富な経験)共有」と「専門性/得意分野」が共に31.0%、3位は「判断力」「コミュニケーション力」で共に28.0%だった。
2021年4月に高年齢者雇用安定法の改定が施行された。今までの65歳までの就労機会確保から、70歳までの就労機会確保が企業の努力義務となる。シニア社員増加による新たな課題が生まれる中で、今後の各企業の動向に注目が集まる。
調査は、55〜64歳のビジネスパーソン(正規職員・従業員、派遣社員、契約社員、嘱託)を対象にインターネット上で実施した。期間は21年6月4〜7日、有効回答数は3093人。
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