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「価格のないアート」が発売 どんなアート作品があるの?:過去には「価格のないレストラン」も開催
Innovation Designは「価格のないアート」の販売を開始する。どのようなアートなのだろうか? 取り組みの目的は?
物販・飲食事業を運営するInnovation Design(東京都千代田区)は、8月12日に廃棄物由来の素材から作るアート作品の販売を開始すると発表した。運営するおみやげショップ「haishop」にて販売する。
作品は廃棄物を素材として作られている。作品を気に入った購入希望客が自身で価格を決めるシステムだ。
2021年1月、同社は横浜市馬車道にメニューの価格を設定しないレストラン「KITCHEN MANE」をオープンした。食品ロスを削減する目的から規格外の野菜や魚など、まだ食べられるものを仕入れて提供する。飲食代は客側が決める。
日々の買い物の在り方を変えるきっかけや環境問題について会話するきっかけを増やし、社会課題を考え、行動を起こす人々が増えることが狙い。価格のないレストランは、お金という価値を使ってどのように「感謝を表現するか」という考えに共感を得て反響を得た。
「価格のないアート」はレストランに続き、共感を得られるか。今後の動向が注視される。
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