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うどんに「コシ」があるのはなぜ? 香川県の企業が発売した「うどんのコシ自由研究キット」が人気3分インタビュー(2/2 ページ)

うどん県と呼ばれている県があるのをご存じだろうか?香川県のうどん屋が発売した「うどんのコシ自由研究キット」が売れている。商品の特徴とともに、なぜうどんにはコシがあるのか? などの疑問を聞いてみた。

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うどんのコシは素人でも出せるのか?

――讃岐うどんの特徴は「コシ」かと思いますが、素人でもこのキットを使えばコシのあるうどんが作れるのでしょうか?

山地: 商品に同封しているガイドブックを参照すれば誰でも作れます。コシを出す工程には「足踏み」と「熟成」があります。

 うどんの原料となっている小麦粉は「グルテン」というたんぱく質を含みます。これは網目状になっており、生地を踏むことで網目状が縦横無尽に広がります。さらに生地を寝かせることで網目の強度が増し、これが讃岐うどんの「コシ」になっていきます。ガイドブックではそれをイラストを交えて分かりやすく説明しています。

 うどんにコシはもちろん大事ですが、子どもたちにはうどん作り自体を楽しんでほしいです。麺の形は細くても太くても不ぞろいでも構いません。自分だけの「マイうどん」を作ってもらえるように開発しました。


うどんの「コシ」に欠かせない足踏み

――今後の展開について教えてください

山地: 自由研究セットとして発売しましたが、「通年買える商品にしてほしい」という要望が多くあり、年間を通じて買っていただけるようにしようと思っています。


ガイドブックの裏面では気になる疑問「どうしてうどんにはコシがあるの?」に回答している
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