住む街を選ぶ基準は「交通アクセスの利便性」や「静かな住宅環境」など人それぞれ異なるが、東京23区内で引っ越したい街として支持を集める地域はどこだろうか。
東京都在住の男女444人のうち「次に引っ越すなら東京23区内を希望する」と答えた262人を対象に次に引っ越したい街を聞いたところ、最も人気だったのが「杉並区」(27人)であることが調査会社NEXER(東京都豊島区)の調べで分かった。
杉並区を選んだ人からは、「都心からの距離と生活環境の静粛性が両立している」(80代/男性)、「適度に自然があり交通の便も良い」(50代/女性)といった声があがった。
2位は「世田谷区」(22人)。同エリアを選んだ人からは「閑静な住宅街だから、印象が良い」(50代/男性)、「自然環境の良いところ」(70代/男性)などの意見があった。
3位は「文京区」(21人)で、以下「港区」(18人)、「江戸川区」(16人)と続いた。文京区については「教育環境がよく、交通の利便性が高い。災害にも強い」(60代/男性)、港区は「オシャレで魅力的な街だから」(30代/女性)、江戸川区は「公共施設がしっかりしていて福祉もいいから」(60代/男性)などのコメントが寄せられた。
ランキング全体をみると、杉並区、世田谷区、江戸川区(5位)などファミリー層が住みやすそうな落ち着いた雰囲気の街の他、文京区、港区(4位)、中央区(6位)などの高級でおしゃれなイメージがある街も上位にランクインした。
一方、若者に人気のあるエリアを抱える豊島区は21位、渋谷区は20位と、いずれも下位となった。
今回の調査は、現在東京都に住んでいる男女444人を対象にインターネットで実施した。調査期間は6月30日〜7月16日。
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