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「かじるバターアイス」再販決定 誕生秘話を聞いた:9月14日から
赤城乳業は、「かじるバターアイス」の再販を発表した。9月14日から。21年2月販売時はすぐに店頭から消えてしまった人気アイス。どのようにして生まれたのか? 誕生秘話についても聞いた。
赤城乳業は9月8日、「かじるバターアイス」を9月14日から全国にて数量限定で発売すると発表した。同社は再販について「前回販売時には、当初の販売予測を大きく超える結果となった。全国の皆様に食べていただけるよう再販を決定した」と説明している。
「かじるバターアイス」とは2021年2月に発売された商品。バターのコク深い味わいと特有の風味を再現する為に、北海道産生乳から作られた発酵バターを使用しており、バターをそのままかじったような味わいや満足感からSNSを中心に話題になった。その結果、発売から約1週間弱で販売予定数量に達したという。
今回の販売予定数は非公開としているが、全国のスーパーやコンビニなどで販売予定だという。「かじるバターアイス」開発のきっかけは20年にバターを購入する人が増えたこと。コロナ禍でおうち時間を充実させるためにクッキーやパンケーキを作る人が増加したと同社は考えた。
「バターは他の食材と一緒に食べるイメージが強いが、バターそのものをアイスクリームにしたら面白いのではないかと考え、開発に至りました」(同社の開発担当者)。今のところ次回の販売の予定はないという。
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