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ノーマスクで喋り、「コロナはただの風邪」と主張する社員 解雇できる?:法律事務所ZeLoに聞く!ハラスメントQ&A(1/2 ページ)
社内でもマスクの着用を拒否し、実名のSNSに「コロナはただの風邪なのだから、対策は不要」と頻繁に飲み会の様子をアップロードする社員がいます。懲戒解雇などの厳しい処分は可能でしょうか?
Q: 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、当社ではマスクの着用やアクリル板の設置、こまめな消毒を実施するなど、対策を講じています。
しかし、とある社員(社員A)が呼び掛けに全く応じず、マスクの着用を拒否します。隣の席との間にはアクリル板を設置しているものの、周囲の社員からは不安の声が寄せられています。直接の上長の注意も、無駄に終わりました。個人情報を扱う業務を担当しているため、テレワークさせる訳にもいきません。
会社としては、「飲み会など、同居人以外との濃厚接触は控えるように」と呼び掛けているのですが、社員Aは実名のSNSに「コロナはただの風邪なのだから、対策は不要」と書き込み、また頻繁に飲み会の様子をアップロードしています。外部と対面でやりとりをする部署に所属している訳ではありませんが、取引先に見られたらクレームが入るのではないかと心配です。
人事として、懲戒解雇などの厳しい処分は可能でしょうか?
感染対策をしない従業員を処分できる? 弁護士が解説
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