24時間利用可能「個室サウナ」が12月にオープン 東京・高円寺に:サウナ需要を狙う
24時間利用可能な「個室サウナ」が東京・高円寺に12月、オープンする。月額1万3200円で入り放題となっている。三密を回避できる個室型にすることで、コロナ禍でのサウナ需要を取り込む狙いだ。
フィットネスジムなどを運営する日笠(神戸市)は、24時間営業の月額制プライベートサウナ「HOTTERS24(ホッターズトゥエンティフォー)高円寺店」を12月1日にオープンすると発表した。いつでも好きな時間に利用可能、三密を回避できる「個室サウナ」として訴求することでコロナ禍でのサウナ需要を取り込む狙いだ。
HOTTERS24は、24時間営業の会員制個室サウナで、2020年12月に1号店(兵庫県西宮市)を出店。その後、21年8月に東京と岡山に個室サウナをオープンすると発表。2号店は、11月1日に岡山市に出店予定で、今回の高円寺は3号店となる。高円寺店の月額費用は1万3200円(入会金は別で4400円)だ。
サウナは専門メーカーと独自開発した1人用のプライベートサウナ。ストーブ内のサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させる、フィンランド式のサウナ入浴法「ロウリュ」を楽しめるようにした。設定温度は80度、90度、100度の3段階。
日本サウナ・温冷浴総合研究所によると、21年における日本のサウナ愛好家数は約2584万人。新型コロナウイルスの影響もあり、17年の調査開始から最も少ない数となった。
頻度別では、年1回以上月1回未満の「ライトサウナー」は1652万人、月1回以上月4回未満の「ミドルサウナー」は523万人と双方過去最低となった。一方、月4回以上サウナを利用する「ヘビーサウナー」は339万人で19年以来微増していることから、根強い愛好家がいることが分かった。
コロナ禍で三密や感染への懸念からサウナに行けない人が増えており、個室サウナが支持を集めそうだ。
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