「好きな冷凍食品ランキング」発表 40〜50代の1位は「ギョーザ」、10〜30代は?:年間購入額は2015年から増加傾向
LINEリサーチは「好きな冷凍食品ランキング」を発表した。冷凍食品を週に1回以上食べる人が全体の約6割となった。年代別の好きな冷凍食品も調査。40〜50代の1位は「ギョーザ」だった。
LINEが運営する「LINEリサーチ」は、「好きな冷凍食品ランキング」を発表した。10〜30代の1位は「チャーハン」、40〜50代は「ギョーザ」となった。
普段、どのくらい冷凍食品を食べるかという質問に対し、「週に1回以上」食べる人が全体の約6割となった。10代では「週に4〜5日以上」「週に2〜3日」食べる人の割合が、他の年代と比べて最も高かった。同社は「学校などに持っていくお弁当のおかずや、小腹が空いたときの手軽なおやつとして、冷凍食品を食べる機会が多い可能性がある」と分析する。
また、年代が上がるにつれて「週に4〜5日以上」と比較的高い頻度で食べる人の割合は、減少する傾向が見られた。
年代別の好きな冷凍食品ランキングも集計した。どの年代でも上位に「チャーハン」「ギョーザ」「からあげ」「パスタ類」がランクイン。年代間で大きな変動は見られなかった。
同社はランキングについて「10代では、ポテトがほかの年代と比べて高くなっている。食べ応えもあり、小腹が空いたときのおやつとして選ばれていると考えられる。さらに、10代のみハンバーグがランクインしており、お弁当や手軽なおかずとして食べられるメニューのため人気を集めている。
また、30〜50代では、チャーハン、ピラフ、うどん・そばの割合がやや高い傾向にあり、主食としてすぐに手軽に食べられるものに票が集まった」と分析した。
総務省の「家計調査データ」によると、2人以上の世帯における冷凍食品の年間購入額は、2015年から毎年増加傾向が見られる。特に、コロナ禍で伸長しており、19年と20年を比較すると112.4%増となっている。年々増加傾向にあることに対して、総務省は「女性就業者の増加や高齢化率上昇に伴う『忙しくて料理をする時間がない・料理をするのが大変』などの現象が影響している」と分析している。
本調査は、全国15〜59歳のLINEを使用している男女を対象にインターネットで実施。期間は8月6〜10日で、有効回答数は5252人。
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