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首都圏の「住み続けたい街」ランキング 東京都の文京区や中央区を抑えて1位になったのは?:リクルートが発表(2/3 ページ)
リクルートの調査研究機関「SUUMOリサーチセンター」は、首都圏の住み続けたい街(自治体・駅)ランキングを発表した。上位にランクインした街の特徴とは?
東京都中央区の支持されたポイントは?
2位となった東京都中央区は、街の魅力項目トップ3が「防犯対策がしっかりしている」「防災対策がしっかりしている」「仕事ができる施設がある」だった。地域ごとにお祭りが盛んに行われていたり、常連客が多いローカルなお店が多かったりすることから、顔見知りがつくりやすい環境にあると同研究所は分析。規模の小さい学校もあるため、子ども同士や親同士がつながりやすいというメリットもある。東京駅に近いだけでなく、10分程度歩くとどこかの駅を利用できるという交通利便性も評価された。
4位の神奈川県逗子市は、街の魅力項目トップ3に「地域に顔見知りや知り合いができやすい」「人からうらやましがれそう」「街の住民がその街のことを好きそう」が並んだ。海や山が身近にあり、1年を通じて多くのイベントが開催されている。イベントには地域の小規模なお店などが参加しており、住民同士の交流が促進されやすい環境にある。SUUMOリサーチセンターの池本所長は「移住者が多く、住民の距離感が程よい。また、始発が多いため電車で座って新宿などに行ける」と説明した。
その他、ランキングの傾向としては、4位の逗子市や8位の葉山町だけでなく、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、大磯町の「湘南・三浦エリア」が上位に食い込んだ。また、神奈川県では「横浜・みなとみらいエリア(横浜市西区や中区)」が上位だった。
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